ありがとう。~7~

??「こんにちは。私、きゃりーりんりんの親友の楓といいます。」

警察「お、おう。」

美彩「えっと、リンのことで話に来たんですが・・・」

警察「・・・おれな、リンリンと話せるんだ」

美彩「え・・・?」

警察「さらにさ、俺に、一緒に旅行行ってくれっていったんだ」

美彩「・・・」

警察「どうした?」

美彩「実は・・・私もリンとしゃべれて、旅行に行こうって言われたんです・・・行こうって言われたのは生前だったけど・・・」

警察「・・・・・・」

警察母「あ、今日けいちゃん、塾じゃない?もうすぐよ時間」

警察「ほいほ~い今行く~」

警察「じゃあ、またな!学校で話してくれ!」

美彩「あ、、、私なんですが・・・生徒会やってて・・・」

警察「あららw」

美彩「兄に言ってください!たぶん同じクラスだと思います。」

警察「名前は?」

美彩「月鬼・・・といいます。」

警察「!?俺そいつと友達だわw」

警察母「塾に送れちゃうわよ~」

警察「お!じゃあな!」

美彩「お邪魔しました~」

 

 

__翌日 学校

 

警察「おーいおに~」

月鬼「なんじゃそれw」

警察「・・・妹から聞いたか?」

月鬼「あぁ。お前とこの前話してたあの女の子だろ?」

警察「そうだ。」

月鬼「・・・実はな、俺もあの子の声が聞こえるんだ」

警察「は?」

月鬼「俺の家は代々そういう能力的なのを持ってるんだが・・・」

警察「でも、話したことないだろ?」

月鬼「・・・そうなんだが・・・」

月鬼「俺さ、俺がガキんときに姉がいてさ・・・」

警察「・・・」

月鬼「その姉、交通事故で死んじまって・・・」

月鬼「まだそいつ、成仏できてなくて・・・」

警察「大体予想できた。」

月鬼「わかるな?その姉の願いは旅行に行きたいんだ。」

月鬼「俺んち親父がきびしいから旅行なんていったことなくて・・・」

警察「・・・」

月鬼「だから・・・俺と美彩と姉を連れて行ってやっていいか?」

警察「あぁ・・・いいぞ」

月鬼「どうも」