抗い1 小さな勇気 6ページ

アイズ「この文様を刻むと・・・。大いなる力を手にすることが出来る。詳しく言えば、握力、脚力、そして、精神が強くなれるんだ。」

にゃん「(それで、あいつらをブッ飛ばせたんだな)」

アイズ「しかし・・・。その力は限られている。せいぜい1日1回くらいしか発揮できないんだ」

にゃん「じゃぁ・・・。ここぞというときに使うのか。」

アイズ「そのとおりだな。ただ、使い道には気をつけろよ。ま、ごはんにしようぜ!」

にゃん「・・・・うん。」

 

また薄切り芋のスープだ。これだけしかない。

 

アイズ「・・・・・・実は父ちゃん、昔いじめられてたんだ。」カチャカチャ

にゃん「え?」モグモグ

アイズ「半人半猫は差別対象だろ?まぁ、この家はそうでもないけど、やっぱ一部の人は嫌っているんだ。まぁ仕方ないよな。」ムグムグ

アイズ「それで・・・。父ちゃん文様の力を乱用しちゃって・・・。化け物扱いされてもう外に出るのは禁じられてるんだよ・・・。」モグモグ

にゃん「・・・言いたくないけど・・・。僕もいじめられてるんだ・・・。それで・・・。文様の力を知らないで・・・。」

アイズ「そうか・・・。でm

人「大変だよおたくさん!!巨人だよ!!」